CDやレコードの存在理由とは
今日も暑いですね。
エアコンガンガンで気持ち良すぎてすべてを忘れそうですw
昨今CDも聴かずめっきりMP3やストリーミングで音楽の拝聴や調べものが済んでしまうのですが、
結局CDやレコードっていったい何だったのかと昨今思ってしまいます。
歴史を振り返ってみましょう。
レコードというのは完全にアナログで音がビニール盤に録音されていて、聴く環境を完全に整えてしまうとあたかもコンサート会場にいるような臨場感を味わえるモノなんです。レコードの封を切って初めて針を載せて聴くのが最も音質が良いのです。同じ盤で聴く回数を重ねていくと徐々に盤が針によって削れていって音質が悪くなっていきます。
CDっていうのはコンパクト・ディスクと言って1985年にソニーとフィリップスが共同開発してデジタルの盤と録音技術を発明しました。44.1khzで16ビットの録音方式…わかりませんね、説明しましょう。
一秒間に44100回音の波形を輪切りにして音のダイナミクスを128分割(16ビットなんで16×8(8とはバイナリーディジット、要するに1ビットにつき8バイト(計算枠))=128)して録音するという方式を発明したのです。
まさにCDは革命的でしたね。気軽に聴けるし、何度聴いても音質の劣化もない。CDポータブルプレイヤーなども発売され、外出先でも移動中でも聴けるというすごい物でした。(録音時点でレコードより音は劣化しています。)
昨今アーティストのCDは販売されていますが以前ほど売れるというものではなくなり、やはりダウンロードかストリーミングというさらに気軽に聴けるという選択肢を人類は選びました。(そもそもMP3というものはナプスターが発明したものらしいんですが、音はCDに比べかなり劣化しています)
レコードは最高音質&保存用を理由に生き残るとは思うのですが、CDはどうなんだと言うと…
こればっかりは、売れないので作れない負の連鎖が続いて一部のコミュニティー(アーティストのオンラインサロンやファンクラブ)での販売のみに今後なるかもしれませんね。
CDが流通しなくなるとホントに悲しいんですがその灯火よどうか消えないでと願っています。